ラベル concrete music の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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Raymond Dijkstra - De Schroef


オランダの先鋭的なD.I.Y作家レイモン・ダイクストラの変則アナログ盤。盤面を見れば明らかな通り、ほとんどがブランク(頭、曲間の無音部分)で、一分足らずの一曲が終わるとそのまま無音のループでまったく先へと進まない仕掛けになっており、いちいちアームを持ち上げては次の曲へと持っていく...というその行為について悶々と自問してしまいそうな魅惑のアイテム。

Costis Drygianakis - Itinerary

エーゲ海の西に位置する美しい港町、ギリシャのボロス出身で現在も拠点にするコスティス・ドリジアナキスは、80年代よりアバンギャルド・グループ”Optical Music”のメンバーとして活動したあとソロ名義としてエレクトロニクスを軸に、サンプル、具体音やテープ、会話、ギリシャの民俗音楽等を織り交ぜた独自のミュージック・コンクレート作品を発表しています。More Mars Team Nous Series Vol.7  

GUILTY C. - Henro Pilgrimage

奈良のノイズ/エクスぺリメンタル・レーベルGRAVITY SWARM RECORDINGSからリリースされた関西を中心に活動するグループ GUILTY C.の四国お遍路フィールド・レコーディング作品。細かくカットアップされたミックスが素晴らしい!嗚呼!憧れの真言密教...最高です。



Hering und seine sieben Sachen - Magnetismustourismus

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Autistic Argonauts名義でHobo Cultレーベルなどからも作品を発表するダニエル・フォイクトのプロジェクト。センチメンタルなシンセ・ドローンとニューエイジな世界が真夜中のベッドルームに優しく染み入ります。ドイツの女性イラストレーター、サンドラ・アンジェラのアートワークも魅力的です

Brannten Schnüre/Baldruin - Split

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2009年頃からスタートしたドイツの要注目テープ・レーベルsicsic Tapesのスプリット・カセット。A面はダークな変異コラージュやチェコの無名映画からのサンプリング等で不安定な不思議サウンドスケープを聴かせるクリスチャン・ショピックのプロジェクト。B面は正体不明,Baldruinのミュージック・コンクレートを軸に展開されるローファイ台所音楽。どちらも、なんだか無理やり癒されそうな虚脱感がたまりません。

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フランス中部ディジョン出身のオリビエ・デュモンとニコラス・ティリオンによるアブストラクト・ユニット。金属や木材、石などの非楽器をマイキングし、アンプを通して電子変換。溢れる衝動が完全に具現化された進行形のミュージック・コンクレート。インナーが収められたプラスチックケース仕様のminiCD-R イタリアの重要ノイズ実験系レーベル、DOKUROの新譜。

Coventry Music

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Sacred Phrasesの16番目のカセットはRotifer Cassetteレーベルからも作品をリリースするコベントリー・ミュージックなる音響デュオ。下水道で採取されたと思われる具体音やLFOが効きまくった電子ミックスがアブストラクトなる粉末を全身に蔓延せしめ、ゆらりゆらりと泥酔への道を切り開く。そして明日の夕方にはまた手足がブルブルと震えだしこのカセットテープをデッキへと挿入することとなる。



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メルツバウや非常階段をはじめ日本ノイズシーンとも深く関わりをもつノルウェーの重要なノイズ・レーベルPica Disckを主催するラッセ・マーハウグが様々なグループ、エイリアス名で90年代にリリースした70本近くのカセットテープ作品から厳選された音源を一挙に収めた4枚組みCDボックス。コンクレート、崩壊パーカッション、カットアップ・ヴォイスやターンテーブル・コラージュ、ハーシュ系ウォール・オブ・サウンド・ノイズ等、怒涛のエクスペリメンタルが凝縮されています!

フランスのホームレコーディング音響作家で仏アヌシーで行われる雪のノイズ音楽祭の開催者のフィリップ・ブランチャードがLieutenant Caramel(カーメル軍曹)名義でリリースした1989年の実験ミュージックコンクレート作品。様々な国でハンティングつまり採取されるというサウンドピース、音素材やヴォイスつまり声がコンバートつまり電子変調、リミックス、再構築されてカートゥーンいわゆる漫画映画のようなポップといいますか大衆的で独自のユーモラスすなわち愉快なグルーヴ言うなれば躍動が飛び出していきます。本気と書いてマジでファニーつまり愉快なコンクレートミュジークちなみに具体音楽であります!

Beuys/ Christiansen - Schottische Symphonie / Requiem Of Art

全ての人間は芸術家という細胞で、その細胞が構成されてひとつの社会という生命活動が営まれているという思想をもとに活動した社会彫刻家、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)。ボイスと同じくフルクサスの一員でナム・ジュン・パイクを始め多くの作家と共作したデンマーク出身の作曲家、ヘニング・クリスチャンセン(1932-2008)の二人が1970年にエジンバラ芸術大学で行ったグラフィック・スコアによるピアノ/発声その他雑音演奏と具体音楽作品を収めた貴重な2枚組LP。

Wolf Vostell - Dé-Coll/age Musik


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フルクサスの一員、ウルフ・フォステル(1932-1998)はドイツの画家、彫刻家であり、ハプニングアーティストの先駆者として再評価が著しい破壊系アーティスト。ノイズミュージックも手がけていた彼が82年に発表した超貴重なノイズ・コンクレート作品。戦闘機やガラス、ジャンクな廃材がけたたましくコラージュされた文句なしの傑作。

Ragnar Grippe - SAND

リュック・フェラーリの電子スタジオALMなどで仕事をしていたスエーデンの電子音楽家、ラグナール・グリッペが1977年に発表した具体音響作品。パリで活動するインド出身の抽象画家、ヴィスワナダーンの作品にインスパイアされて制作されたという本作は2台のテープデッキとギターやオルガン、カスタネット等で構成されたテクスチャ感溢れるエレクトロニクス音楽会。 .BUY IT

Karel Appel - Musique Barbare


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オランダ現代美術の代表的な作家、カレル・アペル(1921-2006)はピカソやアールブリュット/崩壊フリー音響の父ジャン・デビュッフェの影響をもろに受けて創造性の源泉からほとばしる作品を多く生み出した。1963年に発表された本作はデビュッフェにも負けない強烈なフリー音響作品で、凄まじいエネルギーで展開されるテープ・ミュージックと絶叫しながらドラムスを激打、そして狂い咲きオルガンが炸裂しまくる水爆級のアルバム。アペルとデュビュッフェ、そして岡本太郎の死霊が憑依すること間違いなし

Otomo Yoshihide - Vinyl Tranquilizer

一枚のレコードからサンプリングされた素材をもとに1分の作品を60曲。計60枚のレコードから採取され切断されえぐり取られ弄られひき裂かれ愛撫され叱咤激励とともにタイムラインを崩壊させたアセテートの記録媒体どもがカジキまぐろ用極太のがまかつ針で縫い合わされる。大友良英が一本釣り打法をヒントに描き出した驚愕の傑作コンクレート作品。香港のSonic Factoryから1997年リリース。 ))))音((((

Jacques Lejeune - FANTASMES


ジャック・ルジューヌ(1940-)は国立パリ音楽院"CNSM"でピエール・シュフールやフランソワ・べイルらから作曲を学び、60年代から仏ミュージック・コンクレート発祥の地Ina-GRMにて数々の具体電子音響作品を制作。75年に発表さてた本作はルジューヌ初のトータル作品として、溢れる創造性と意気込みをギッシリ詰め込んだ意欲作、そしてミュージック・コンクレートの傑作。鳥のさえずり、きらびやかな社交界風ノイズ、電子変調される具体音と電子音響が優美な一大絵巻となって拡がっていく。 ))sound((

Shark Flakes - From Rushia With Love

鐘の音、幼児の笑い声、オルゴール、断片化された室内楽、鳥の鳴き声や漫画動画の効果音。それらのたぶん幸福と思われる具体音がゆっくりとドリーミーに再構築された変妙なミュージック・コンクレート作品。聴き進むうちに、磁気テープが絡み付き、とろとろのエクトプラズムがスピーカーからひねり出てきそうな不安が脳裏をよぎる。これは死ぬ直前に聴こえてくる賛美歌なのかもしれない。 ベルギーのTaped Soundsから2009年のリリース。}}}}}sound{{{{{

Rune Lindblad - Predestination


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スウェーデンの電子~ミュージック・コンクレートの父、ルネ・リンドブラッド((1923-1991)が'68年から'74年に制作したテープ・エレクトロニクス音響をまとめたアルバム。"宿命"と題されたこの作品はオシレーターで発信させたトーンをテープ操作でテクスチャ形成、あたり一面に炸裂する電子波形と悲壮的な女性の声が合成され、シリアスで厳重な電子カタストロフィが展開される。 ))))))sound((((((



Anders Dahl - Doorbells

ドアベル、掘り起こされる土、モーター、静かに摩擦する生活音とトイピアノ、クラリネットやギター。丁寧に採取された具体音が変調、ピッチシフトによって心地よい音響の粒へと生まれ変わる。スウェーデンのメディアアーティスト/音響作家Anders Dahlによるドアベル交響曲。使用されたツールが曲名になっているのが親切。2008年リリースの限定CD-R >>sound<< .
1 - Doorbell, feedback, tapes, electronics (26:12)
2 - Doorbell, tuning fork, crotale, clarinet, recorder,
pitch pipe, bouzouki, guitar, electronics (20:33)
3 - Doorbell, electronics, toy piano, sitar, tapes (16:23)

Berio/Maderna "Acousmatrix History Of Electronic Music VII"

1955年に国営放送局"RAI"の電子音楽研究所"Studio di Fonologia Musicale"を設立したイタリア電子音楽界のパイオニア、ルチアーノ・べリオとブルーノ・マデルナによる'58年から'61年にかけてのミュージック・コンクレート~電子音響集。べリオの夫人バーベリアンの声を電子変調したクレイジーな作品をはじめ躍動する具体音テープミュージックとエレクトロニクスの絡み合いが面白い。【sound】

illusion of safety "probe"

18年前にリリースされたジム・オルークとダン・バークの作品が装いも新たにリイシュー 。カセット以外ではおそらくオルークの録音としては始めての発表となるこの作品はエレクトロニクスと具体音がおりなす絶妙な電子音響ミュージック・コンクレート作品。フランスの電子音響の拠点ina-grmやエクスペリメンタル先人たちに敬意とラブコールを送る清浄無垢な輝ける原石。
【sound】 .BUY IT