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オランダ現代美術の代表的な作家、カレル・アペル(1921-2006)はピカソやアールブリュット/崩壊フリー音響の父ジャン・デビュッフェの影響をもろに受けて創造性の源泉からほとばしる作品を多く生み出した。1963年に発表された本作はデビュッフェにも負けない強烈なフリー音響作品で、凄まじいエネルギーで展開されるテープ・ミュージックと絶叫しながらドラムスを激打、そして狂い咲きオルガンが炸裂しまくる水爆級のアルバム。アペルとデュビュッフェ、そして岡本太郎の死霊が憑依すること間違いなし