Love Cry Want


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ブルーノート移籍前はジミー・スミスの愛弟子だったが、のちにフュージョンに完全に傾倒し、ジミヘンばりにディストーションをかましたハモンド・オルガンを狂い弾きするというスタイルを確立し、37歳でこの世を去ったラリー・ヤング。そして60年代初頭にドナルド・バードやエリック・ドルフィーとともに演奏をしたジャズドラマーで、電子音楽やミュージックコンクレートに取り付かれ、ロバート・ムーグにムーグ・ドラム・システムなるものを開発させ、ロバート・ワイアットの変わりとしてソフトマシーンからのオファーを拒否したという経歴をもつジョー・ギャリバン。エレクトリック・ジャズ全盛の1972年に録音された凄まじい爆列演奏はサン・ラも木星でぱらりと小躍りをするに違いなき候!