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あらゆる周辺に存在するもの(道端の手すりパイプ、水中の昆虫、植物や火)を増幅させ音響化するリー・パターソンはマンチェスターを拠点に活動するサウンド・アーティスト。これらの聴こえてこなかった隠れキャラ音たちに魅了され特製アンプとヘッドフォン使って日々音響採集を行っているというまるで実験界のファーブル昆虫記いや音響記。2009年にロンドンのサンジェームス教会で収録された本作はアルゼンチン出身の即興吹奏者ルチオ・カペーチェとのインプロビゼーション。淡々と増幅されていく神秘的な音色とサックスやクラリネットがフリーキーに絡み合い、音それぞれの素材を想像してみるのも面白い。BUY IT .....sound
lucio capece / soprano saxophone, bass clarinet, preparations, sruti box
lee patterson / cd players, pick-ups, ebowed springrods, springplate, hazelnuts